温泉たまごの作り方手作りの味!!おいしいヨ!!


数年前、友人のオミヤゲで貰った10個の温泉たまごが、私をここまで魅了するとは思ってもいませんでした。スーパーの食品コーナーで売られているような温泉たまごは黄身の部分が液体状態だったり、かといって通信販売で売られている温泉たまごは何ら申し分ないものの、継続的に頼むのは財布に厳しいなど、満足できる温泉たまごを毎日食べるのが困難なのが、今日の日本の現状なのです。

そこで、スーパーで10個300〜300円の比較的良質な卵を使い、自分で温泉たまごを作れば大量に、そして安くて美味しい温泉たまごが毎日食べられると思いました。そして情報を集め始めましたが、結局のところ、温泉たまごというのは、卵を特定の温度で温めてやれば良いだけという、至って簡単なものでした。しかし、特定の温度で保温しろと言われても、そんな都合の良い機械がある訳ないじゃないですか?

ところがあるんです。
私はツインバー○社のソレを取り寄せました。カタログには誇らしげに

「ご自宅で美味しい温泉たまごが簡単に作れます!!」

のようなことが書かれていました。
しかも値段は3000円するかしないか程度のものでした、安い買い物だと思いました。
しかし、箱を開けてみて驚愕しました。単なるプラスチック製の容器が入っているだけで、
お湯を熱湯を入れて数分だったら完成だという、なんともお粗末な製品でした。

すなわち、熱湯を入れ、熱を少し冷まし、適温(←すごくアバウト)になったら卵いれればOKですヨ、的な製品でした。そんな方法で自分の求めるクオリティーの温泉たまごが作れないことは、過去の失敗から学んでいました。

その電化製品とは呼べないような「温泉たまご器」は処分し、他の方法を模索しました。
その結果、冷凍庫で凍らせて熱湯に入れる方法、カップラーメンの容器を使った方法など、実に色々な手法が先駆者によって開拓されていましたが、その中で、極めて周りの条件に左右されず、そして安定した品質の温泉たまごが作れそうだったのが、下で紹介する炊飯ジャーとコーヒーメーカーを使う方法です。偶然にも炊飯ジャーは家にあったので、早速その方法で試してみました。

さて実験開始です。

これは、かなり良いアイデアだと思いましたが、我が家の炊飯器ではソコソコな物は作れるものの、残念ながら満足のいくような温泉たまごは作れませんでした。よって却下。

結局ですね、炊飯器も色々な製品があるわけでして、製品ごとに保温温度にバラつきがあるわけです。使っている炊飯器の特徴を幾多の実験を通してデータ化して、それを基に、オリジナルの製造マニュアルを作るなら良いですけど、それは結構大変な作業です。実験中だからといって、炊飯器を占有していたのでは、お母さんに怒られてしまいます。

よって却下。

あと、衛生的にも抵抗があるので却下。

 

さらに挑戦はつづき

今度はコーヒーメーカーを買ってきました。これはコーヒーメーカーの保温機能を利用した方法のようで、これも行けそうだと思ったものの、残念ながらも私のコーヒーメーカーでは満足の行くものが作れませんでした。

これも炊飯器と同じでして、機種によって保温設定温度が違うことなどが原因だと思います。よってこの方法もオススメできません。一応、温泉たまごらしいものは出来ますが、私の場合はそれでは満足できませんでしたので却下。それに、このサイズでは量産は望めません。

この機械は現在、コーヒーを入れる機械として重宝しています。

という訳で、色々と方法を模索した結果、やはり基礎を重んじ、地道に作るのが一番の近道だろうと思い、「65〜68度 30分」という基本定理を遵守した作り方に変更しました。
それでは私と一緒にこの方法で作ってみましょう。

大変申し上げにくいのですが、色々と用意して頂かないとなりません。
まず最初に用意して頂くものはコレです。

鶏卵です。必ずしもニワトリの卵である必要は無いかもしれませんが、やっぱり鶏卵が良いと思います。とにもかくにも、これが無いと温泉たまごは作れませんので用意してください。ついでにガスコンロと鍋、温度計も必要ですので忘れずに用意してください。もちろん水も必要です。さらに、こんな物も用意しておくと尚良いと思います。

麦茶です。

これからコンロの前で30分間、付きっきりで温度管理しなければなりません。
喉も渇くと思いますし、汗と一緒に流れ出る天然ミネラル成分を補給しなければいけません。

もちろん無くても作れますが、個人的には飲み物があった方が良いんじゃないかと思います。

それでは始めましょうか。

まず最初に、予め鍋のお湯を65〜68度に温めておきます。そしたら常温に戻した卵たちを鍋に放り込みます。この時、あまり乱暴に放ると卵が割れてしまう恐れがあるので注意が必要です!!くれぐれも慎重に放り投げてくださいね。

火を点けたり消したり調整しながら、温度が65〜68度の間になるように調整します。これを約30分間維持します。

そして完成!!

今まで100個以上の失敗作に悩まされてきましたが、やっと生まれて初めて満足の行く温泉たまごを作ることに成功しました。かけるタレはタカノフーズが出している納豆のタレやニンベンのソバツユ(希釈不要)が合うと思います。いやぁ、本当に美味しい。

もちろん他にも方法はあると思いますが、10万円以上もする業務用温泉たまご製造機なども同様に65〜68度という微妙な温度を維持するという方法で作っています。多少面倒かもしれませんが、一回で10個近く作ることも出来るので、30分くらいキッチンに立つのも悪くないでしょう。

その後・・・

こんなのを自作して見ました。

自作温度計三脚1号機

2つの鍋&コンロを利用したツインターボ式製法の模様

 

完成後、乾燥中のタマゴたち。

 

おしまい

 

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